Kの趣味の部屋

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時をかける少女

今日は皆さんご存知かと思います。
映画のアニメバージョンの
"時をかける少女" 監督 細田守 原作 筒井康隆
になります。

主題歌の奥華子の「ガーネット」「変わらないもの」も
印象的ですね。
高校生のときに何度も見直した覚えがあります。
時をかける少女には原作通りのものと
その約20年後を描きましたものと
ありますがこちらは約20年後を描いたものになります。

キャッチコピー
「待ってられない 未来がある。」や
途中黒板に書いてあります
「Time waits for no one.」
時は誰も待ってくれない。
あのときに戻りたいと思うことはあっても
そうすることは出来ませんね。
時間の大切さを考えはじめたきっかけに
なったもののように感じます。

舞台は高校、タイムリープの青春映画になります。
私がこの映画が好きなのは
絵のタッチとストーリーです。
通学路になります坂は
部屋にその絵を飾ってある程です。
西武新宿線中井駅周辺がモチーフになっているそうです。
他にも上野の国立博物館でしたり
東京女子大学正門、荒川、
真琴の自宅のモデルの林芙美子記念館など。
東京近郊にお住まいの方なら
一度は訪れたことがある場所が出てきます。
中井駅の時計台なんかは
一度行ってみたいと思っています。

ネタバレをしないように書きますと
切ないクライマックスシーンが印象に残ります。
時間は待ってくれません。。。
最後のシーンについて話したいですが
ここではあえて書かないことにします。
時間の力だったり、
それが影響して変わる人の心、
確証の出来ない未来での約束とだけ。

これを書いているうちに
見直したくなってきました。
時間がとれたら見直したいと思います。

気になった方は是非見てください。
何度も見てもいいと思います。

ご覧頂きありがとうございます。

時をかける少女 [Blu-ray]

好きな本について2(月と六ペンス)

今日は昨日に引き続き好きな本についてです。

"月と六ペンス" サマセット・モームです。

有名なものになりますね。

 

〔画家のポール・ゴーギャンをモデルに、絵を描くために安定した生活を捨て、死後に名声を得た人物の生涯を、友人の一人称という視点で書かれている。この小説を書くにあたり、モームは実際にタヒチへ赴き、ゴーギャンの絵が描かれたガラスパネルを手に入れたという。題名の「月」は夢を、「六ペンス」は現実を意味するとされる。〕

( 訳者中野好夫の解説(新潮文庫版)による)

 

全てを捨てて、自分のやりたいことをする。

 

そのようなことを出来る人はそういないですね

後に戻ることは出来ないことをやるにはかなりの決断を要するかと思います。

それも自他の犠牲を払って行うことなら尚更。

衣食住や社会的な認知を超えての自己超越。

マズロー欲求段階説のさらに上をいくものです。

目的の達成、それだけを純粋に求めるというもので、

利益などの見返りも賞賛やエゴもなく

自我を忘れ指名のようにストリックランドは絵を描き続けます。

 

人間の不可解さが上手く描き出されていて、それ故に先が読みたくなります。

自らの執念のために不要だと思うものは削り捨てていく。

その先にストリックランドが描いた最期の絵があるのでしょうか。

 

先入観なしに読むのも。

美術などの色々な知識を持っている方が読むのも。

解説書を持ってその視点から読むのも。

多角的な視点から読める一冊です。

 

気になった方は是非読んで見て下さい。

 

ご拝読有難うございました。

 

月と六ペンス (新潮文庫)

月と六ペンス (新潮文庫)

 

 

 

好きな本について(豊穣の海 三島由紀夫)

今日は好きな本について話します。

好きな作家を聞かれると

三島由紀夫サマセットモームと答えます

 

よく同じ時代を生きた三島由紀夫太宰治だと

どのような違いがあるかと聞かれます。

自分は死生観にそれがもっとも大きく出ているかと思います。

三島は自分の主義を訴え駐屯地で。

太宰は何度か繰り返したのちに玉川上水で。

(専門的なことや詳細については知りません。。。)

 

それでは本の紹介をします。

"豊穣の海" 三島由紀夫です。

『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の四冊に及ぶ大長編で

起承転結しており、全体としてのテーマが輪廻転生と

人には免れられない運命というものがあるのかと自問自答することです。

 

それぞれについて簡単に説明します。

・『春の雪』

公爵家と男爵家の禁断の恋物語です。

主人公の松枝清顕はかなり独特の美意識を持っており、

それが波乱を生みながら話は進みます。

 

・『奔馬

明治の「神風連」に心酔する

主人公が「昭和の神風連」として

クーデターを計画、思想の純粋を追及します。

 

・『暁の寺

春の雪から登場する本田繁邦が

輪廻転生が起こり得るのか追及します。

 

・『天人五衰

一日中海を眺め、船を監視する安永透が主人公です。

この最後の三、四頁にすぎない部分が凄いです。

 

全体を通して様々な伏線があり

読み応えがあり、構成も素晴らしく

文句なしの傑作と言えるものだと思います。

 

好きで時々読み返す作品の一つです。

サマセットモームについては次回以降に紹介します。

ご拝読、有難うございました。

 

春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫)

春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫)

 
奔馬―豊饒の海・第二巻 (新潮文庫)

奔馬―豊饒の海・第二巻 (新潮文庫)

 
暁の寺―豊饒の海・第三巻 (新潮文庫)

暁の寺―豊饒の海・第三巻 (新潮文庫)

 
天人五衰―豊饒の海・第四巻 (新潮文庫)

天人五衰―豊饒の海・第四巻 (新潮文庫)

 

 

 

 

天使のくれた時間・オーロラの彼方へ

今日は映画についてです。

二本紹介します。

 

まず一本目は

2000年 ニコラス・ケイジが主演を務める

「天使のくれた時間」です。

人生の中で重要な決断を迫られたときにあなたはどうしますか。

仕事をとって独身として生きるが

"もし、あの時違う道を選んでいたら?"というテーマが描かれています。

 

個人的に副題として、

人生を豊かにすることはどういうことなのか、

幸せとは何なのかということについてもこれを見て考えました。

経済的に豊かなこと、精神的に豊かなこと。

あなたにとって、何が大事ですか。

 

次に二本目の紹介です。

2000年 タイムパラドックスをテーマにした

オーロラの彼方へです。

ニューヨークでオーロラが見えるころ

アマチュア無線機を交えて

亡くなったはずの父と30年の時を超えて会話をし、、、

 

この映画は王道的なストーリーが非常に作りこまれているように感じました。

それでいてとてもきれいに出来上がっています。

過去にしたことが未来にどう影響を与えるのかも見どころかと思います。

英語の得意な方はこちらをどうぞ

 

気になったら是非見てください!

見る価値は十分あると思います!

 

今回はファンタジーな映画を紹介しました。

・大事な決断をすること。

・人生を豊かにするためにはどうしたらいいのか。

・過去や現在行ったことが未来にどのような影響を与えるのか。

少し立ち止まって考えるいい機会になったらと思います。

 

ご拝読、有難うございます。

水の時計 初野晴 (+生の短さについて セネカ)

今回は最近読んだ本の一つを紹介します。

普段は三島由紀夫サマセットモームなどを読むのですが

今回はミステリー?を

本屋さんであらすじを読んで買いました。

そのあらすじがこちらです。

 

”医学的に脳死と診断されながら、月明かりの夜に限り、特殊な装置を使って言葉を話すことのできる少女・葉月。生きることも死ぬこともできない、残酷すぎる運命に囚われた彼女が望んだのは、自らの臓器を、移植を必要としている人々に分け与えることだった―。透明感あふれる筆致で生と死の狭間を描いた、ファンタジックな寓話ミステリ。第二十二回横溝正史ミステリ大賞受賞作。 ”

(「BOOK」データベースより)

 

生きること、死ぬこと。よりよく生きるには。

脳死や臓器移植など普段考えることがないようなことを考えさせて貰いました。

ファンタジックではあるものの

様々な描写(バイクや無線など)が細かく描写されており

イメージが自然と湧いてきました。

(去年の四月にバイク事故で入院したこともあり更にイメージが湧いた)

 

今日が自然と来たように明日がくると思うかもしれませんが

今日、道を歩いていて事故に巻き込まれたら、明日は来ないかもしれません。

そのときにあなたは何を望むでしょうか。

 

補足的ではありますが

明日がくるか、人生の時間の使い方については

こんな本を読んでみるのもいいかもしれません。

哲学的で上の本よりは何倍か読みにくいかもしれませんが

時間の使い方について学ぶことが出来るかと思います。

 

あらすじはこちらです。

 

”人生は浪費すれば短いが、過ごし方しだいで長くなると説く表題作。逆境にある息子の不運を嘆き悲しむ母親を、みずからなぐさめ励ます「母ヘルウィアへのなぐさめ」。仕事や友人、財産との付き合い方をアドヴァイスする「心の安定について」。2000年読み継がれてきた古代ローマの哲学者セネカの“人生の処方箋”。”

(「BOOK」データベースより)

 

是非読んでみて下さい。

ご拝読有難うございました。