Kの趣味の部屋

時計、本、バイク、カメラ、お酒などなど様々なモノについて語るKの趣味の部屋へようこそ!

ウイスキーについて①

私は小さい頃から
毎日父が晩酌をしてることを目にして生きてきた.

父が飲んでいるのはビールが多かったが,
自分がお酒を飲み始めるとウイスキーを手に取るようになった.

ウイスキーには様々な種類がある.
(オーセンティックバーに棚に置いてあるものは
その7,8割ほどがウイスキーであることも!)

まず,原料による種別は大きく分けて二つある.

モルトウイスキー
発芽させた大麦を主原料としたもののことで、ウイスキーの核ともいえる存在.
②グレーンウイスキー
大麦以外の穀物、例えば小麦やトウモロコシなどから作られたウイスキー
たまに発芽させないままの大麦で作ったものもある.

これらの二つをどのように扱うかでまた二つの分類される.

シングルモルト
一ヶ所の蒸留所で作ったモルトウイスキーだけを混ぜたウイスキー
一般的に個性が強いものが多く通好みでる
②ブレンデッド
複数のシングルモルトにグレーンウイスキーを加えより味の調和を図ったウイスキー

そして産地ごとに下記の五大ウイスキーに分類される.

①ジャパニーズウイスキー
 ブレンデッド:角、トリス、響、富士山麓
 シングルモルト:山崎、白州、余市、竹鶴、イチローモルト
②スコッチウイスキー
 ブレンデッド:ジョニーウォーカーバランタイン、シーバスリーガル、デュワーズ
 シングルモルトグレンリヴェットラフロイググレンモーレンジィ、タリスカー
アイリッシュウイスキー
 ジェムソン、ブッシュミルズタラモア・デュー、カネマラ
④カナディアンウイスキー
 カナディアンクラブ、クラウンローヤル
アメリカンウイスキー
 ジャックダニエル、ジムビーム、フォアローゼス、ワイルドターキー

知識はこんなところでまずは飲み比べてみるのがいいだろう!

おすすめの時計① BAUME&MERCIER Classima 10275

今回は個人的なおすすめの腕時計の紹介です.

 

ボームアンドメルシェは

1830年創業のスイス発祥のリシュモン傘下の時計メーカーです.

ちなみにスイスで7番目に誕生した歴史ある時計製造ブランドなんです!

 

今回はその中でもドレスアップの際や、ビジネスシーンに理想的な時計として

作られたクラシマシリーズから一本ご紹介します.

 

以下のデザインを満たしてこの価格の時計はないのではないでしょうか...

・40mmケース

・青針

・ハートビート

金属ブレスでもいいですが,スーツシーンなどを考えると

革ベルトに変更してもいいですね!

 

唯一の欠点はムーブメントです...

価格やムーブメントなどを考えるとしょうがないですが

SW200ではなく,+5万円でもいいからSW300を採用してほしかった...

 

 

BAUME&MERCIER

Classima 10275

¥385,000 (消費税込み)

Baume & Mercier Classima 10275 Mens Watch

 

時をかける少女

今日は皆さんご存知かと思います。
映画のアニメバージョンの
"時をかける少女" 監督 細田守 原作 筒井康隆
になります。

主題歌の奥華子の「ガーネット」「変わらないもの」も
印象的ですね。
高校生のときに何度も見直した覚えがあります。
時をかける少女には原作通りのものと
その約20年後を描きましたものと
ありますがこちらは約20年後を描いたものになります。

キャッチコピー
「待ってられない 未来がある。」や
途中黒板に書いてあります
「Time waits for no one.」
時は誰も待ってくれない。
あのときに戻りたいと思うことはあっても
そうすることは出来ませんね。
時間の大切さを考えはじめたきっかけに
なったもののように感じます。

舞台は高校、タイムリープの青春映画になります。
私がこの映画が好きなのは
絵のタッチとストーリーです。
通学路になります坂は
部屋にその絵を飾ってある程です。
西武新宿線中井駅周辺がモチーフになっているそうです。
他にも上野の国立博物館でしたり
東京女子大学正門、荒川、
真琴の自宅のモデルの林芙美子記念館など。
東京近郊にお住まいの方なら
一度は訪れたことがある場所が出てきます。
中井駅の時計台なんかは
一度行ってみたいと思っています。

ネタバレをしないように書きますと
切ないクライマックスシーンが印象に残ります。
時間は待ってくれません。。。
最後のシーンについて話したいですが
ここではあえて書かないことにします。
時間の力だったり、
それが影響して変わる人の心、
確証の出来ない未来での約束とだけ。

これを書いているうちに
見直したくなってきました。
時間がとれたら見直したいと思います。

気になった方は是非見てください。
何度も見てもいいと思います。

ご覧頂きありがとうございます。

時をかける少女 [Blu-ray]

好きな本について2(月と六ペンス)

今日は昨日に引き続き好きな本についてです。

"月と六ペンス" サマセット・モームです。

有名なものになりますね。

 

〔画家のポール・ゴーギャンをモデルに、絵を描くために安定した生活を捨て、死後に名声を得た人物の生涯を、友人の一人称という視点で書かれている。この小説を書くにあたり、モームは実際にタヒチへ赴き、ゴーギャンの絵が描かれたガラスパネルを手に入れたという。題名の「月」は夢を、「六ペンス」は現実を意味するとされる。〕

( 訳者中野好夫の解説(新潮文庫版)による)

 

全てを捨てて、自分のやりたいことをする。

 

そのようなことを出来る人はそういないですね

後に戻ることは出来ないことをやるにはかなりの決断を要するかと思います。

それも自他の犠牲を払って行うことなら尚更。

衣食住や社会的な認知を超えての自己超越。

マズロー欲求段階説のさらに上をいくものです。

目的の達成、それだけを純粋に求めるというもので、

利益などの見返りも賞賛やエゴもなく

自我を忘れ指名のようにストリックランドは絵を描き続けます。

 

人間の不可解さが上手く描き出されていて、それ故に先が読みたくなります。

自らの執念のために不要だと思うものは削り捨てていく。

その先にストリックランドが描いた最期の絵があるのでしょうか。

 

先入観なしに読むのも。

美術などの色々な知識を持っている方が読むのも。

解説書を持ってその視点から読むのも。

多角的な視点から読める一冊です。

 

気になった方は是非読んで見て下さい。

 

ご拝読有難うございました。

 

月と六ペンス (新潮文庫)

月と六ペンス (新潮文庫)

 

 

 

好きな本について(豊穣の海 三島由紀夫)

今日は好きな本について話します。

好きな作家を聞かれると

三島由紀夫サマセットモームと答えます

 

よく同じ時代を生きた三島由紀夫太宰治だと

どのような違いがあるかと聞かれます。

自分は死生観にそれがもっとも大きく出ているかと思います。

三島は自分の主義を訴え駐屯地で。

太宰は何度か繰り返したのちに玉川上水で。

(専門的なことや詳細については知りません。。。)

 

それでは本の紹介をします。

"豊穣の海" 三島由紀夫です。

『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の四冊に及ぶ大長編で

起承転結しており、全体としてのテーマが輪廻転生と

人には免れられない運命というものがあるのかと自問自答することです。

 

それぞれについて簡単に説明します。

・『春の雪』

公爵家と男爵家の禁断の恋物語です。

主人公の松枝清顕はかなり独特の美意識を持っており、

それが波乱を生みながら話は進みます。

 

・『奔馬

明治の「神風連」に心酔する

主人公が「昭和の神風連」として

クーデターを計画、思想の純粋を追及します。

 

・『暁の寺

春の雪から登場する本田繁邦が

輪廻転生が起こり得るのか追及します。

 

・『天人五衰

一日中海を眺め、船を監視する安永透が主人公です。

この最後の三、四頁にすぎない部分が凄いです。

 

全体を通して様々な伏線があり

読み応えがあり、構成も素晴らしく

文句なしの傑作と言えるものだと思います。

 

好きで時々読み返す作品の一つです。

サマセットモームについては次回以降に紹介します。

ご拝読、有難うございました。

 

春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫)

春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫)

 
奔馬―豊饒の海・第二巻 (新潮文庫)

奔馬―豊饒の海・第二巻 (新潮文庫)

 
暁の寺―豊饒の海・第三巻 (新潮文庫)

暁の寺―豊饒の海・第三巻 (新潮文庫)

 
天人五衰―豊饒の海・第四巻 (新潮文庫)

天人五衰―豊饒の海・第四巻 (新潮文庫)