水の時計 初野晴 (+生の短さについて セネカ)
今回は最近読んだ本の一つを紹介します。
今回はミステリー?を
本屋さんであらすじを読んで買いました。
そのあらすじがこちらです。
”医学的に脳死と診断されながら、月明かりの夜に限り、特殊な装置を使って言葉を話すことのできる少女・葉月。生きることも死ぬこともできない、残酷すぎる運命に囚われた彼女が望んだのは、自らの臓器を、移植を必要としている人々に分け与えることだった―。透明感あふれる筆致で生と死の狭間を描いた、ファンタジックな寓話ミステリ。第二十二回横溝正史ミステリ大賞受賞作。 ”
(「BOOK」データベースより)
生きること、死ぬこと。よりよく生きるには。
脳死や臓器移植など普段考えることがないようなことを考えさせて貰いました。
ファンタジックではあるものの
様々な描写(バイクや無線など)が細かく描写されており
イメージが自然と湧いてきました。
(去年の四月にバイク事故で入院したこともあり更にイメージが湧いた)
今日が自然と来たように明日がくると思うかもしれませんが
今日、道を歩いていて事故に巻き込まれたら、明日は来ないかもしれません。
そのときにあなたは何を望むでしょうか。
補足的ではありますが
明日がくるか、人生の時間の使い方については
こんな本を読んでみるのもいいかもしれません。
哲学的で上の本よりは何倍か読みにくいかもしれませんが
時間の使い方について学ぶことが出来るかと思います。
あらすじはこちらです。
”人生は浪費すれば短いが、過ごし方しだいで長くなると説く表題作。逆境にある息子の不運を嘆き悲しむ母親を、みずからなぐさめ励ます「母ヘルウィアへのなぐさめ」。仕事や友人、財産との付き合い方をアドヴァイスする「心の安定について」。2000年読み継がれてきた古代ローマの哲学者セネカの“人生の処方箋”。”
(「BOOK」データベースより)
是非読んでみて下さい。
ご拝読有難うございました。